建築石材ライブラリは建築に関わるプロ向け 石材情報サイトです
運営会社 電話応対時間 AM9:00〜PM5:00
天然石とは、その名の通り山などから採掘する天然の石です。
ただ、石はそのままでは使うことは難しいため、切り出した後で様々な加工がされます。
と言うのも、建築資材として使うためには、ある程度の大きさにしなければなりません。
石が大きすぎたりすると、重すぎて扱い切れないですし、大きさにバラつきがあり過ぎると、
施工した際にデザイン的に良く無くなる場合があるからです。
次に、石のある物は磨きを掛けられます。石は磨くと独特の輝きを発する素材となり、高級感が増します。
この良い例が大理石です。磨かれた大理石は、店舗などの内装材として良く見かけますが、独特の色と輝きは、その空間そのものをゴージャスな雰囲気に変えます。
尚、この様に、長所の多い天然石においても、やはり弱点はあります。例えば、大きさや形に制限があるのが、代表的なウィークポイントです。
石は採掘した状態から切り出して、小さく使いやすい状態にしますが、逆に接着することは基本的には出来ません。
つまり、大きく使うことは出来ないのです。
例えば、1メートル四方程度の大きさの原石からは70センチの石材を切り出すことは可能です。
しかし、2メートルの材料は取れません。…この様に、大きさには制限が発生するのです。
ところで、天然石と対比される石材に「人工石」、或いは「人造石」と呼ばれる素材があります。
これは天然石とは違い、人の手で造られた石です。
これには主にいくつかの種類があります。
1つ目は、天然石を一旦破砕して小さくし、その上でセメントなどを使って固めた物です。
特徴としてはセメントがベースとなっているため、任意の大きさが造りやすい点があります。
石を使った大きなテーブルなどを見ることがありますが、その様な薄くて大きな物に、人造の石は使われることが多いです。
また、特殊なセメントそのものを使ったタイプもあります。
今のセメントは昔の物とは違って、多くの製品があり、石材としても使えます。
ただし、あくまでもセメントベースの物なので、格調高い雰囲気とは呼びにくいです。
その他にも、プラスチックを主原料とした物もあります。
これらの特徴は、コストの安さです。
石は天然にしろ人工にしろ、それほど安い物ではありません。
しかし、プラスチックをベースとした石はコストが抑えられ、建築部品としても使いやすいです。
ここまで記事を読んだ方の中には「建材としての石材に興味がある」と思っているかもしれません。
もしそうであれば、「建築石材ライブラリ」を使ってみてはどうでしょうか。
建築石材ライブラリは世界中の石材を取り扱う、建築用の石材紹介サイトです。
建築物に関わる設計・デザイン・施工関係者の方へ向けて、上質の石材をご紹介・提供しています。
独特の輝きと質感を持つ石材は、タイルやパネルでは作り出せない高級感を持った空間を演出いたします。
ここでは説明しきれていない魅力もあるので、ぜひ建築石材ライブラリににて施工イメージやカタログをご覧になってください。
CAD用の素材も無料でダウンロード可能ですので、まずは会員登録から始めてみてはどうでしょうか?